「吉相墓」入門|墓の吉相|「吉相墓」は、戒名を刻入し霊を祀る「供養の墓」|幽界の名で祀る
祭祀研究家 竹谷泰則

㉞幽界の名で祀る

 「吉相墓」は、ご先祖様への報恩感謝に、石塔に霊名(戒名・法名)を刻入してお祀りします。石塔はご先祖様の霊が成仏するために建てる供養塔です。戒名・法名でなければ仏門に入った形ではなく、成仏しない形です。
 「名は体を表す」と言いますが、冥福のために、幽界の名でお祀りします。
 俗名は、この世での存在を表します。
 戒名などが幽界での存在を表すと共に、成仏や菩提を表します。
 俗名(ぞくみょう・生前の名前)や遺影は亡くなった方を偲ぶのには良いが、生前の俗名や遺影を祀るのは、霊界の者になっていない‟生の形”、すなわち‟不成仏霊の姿”なので悪相です。
 お墓には生前の俗名を使用せず、戒名・法名などの霊名を付けて供養しなければ、子孫が幸福になれません。
 お墓に使う亡くなった方の、幽界の名の霊名に付いての吉凶があります。

 子孫がご先祖様より立派な院号を付けて、ご先祖様を超えた格ではいけません。位号を夫婦で揃え、また、成人子供の区別、男女の区別を正しくします。
 初代の霊名は他の世代より重要視される、初代の霊名が子孫に及ぼす影響力は他の世代の霊名に比べて強い。
 院殿・大居士など不相応な高格の戒名は、相応の徳がなければ子孫が苦労します。また、逆死者には院号を付けません。
 特に戒名の部分に夫婦で同じ文字を使わないこと。
 やたら良い字を並べても良い結果は現れません。あくまでも本人にふさわしい字であること。
 「吉相墓」は、その家庭の宗教宗派の戒名や法名、洗礼名などで祀ります。
 各宗教宗派で決まりがあります。神道では諡(おくりな)。浄土真宗では法名、佛教全般では戒名と言いますが、本来は霊名としてでなく仏弟子に与えられる名です。
 現在は戒名の改変をお勧めしていません。どうしてもと希望される方は、檀家寺の住職に戒名改変の承認を得た上に、墓と位牌の戒名を変えて揃えて下さい。

墓の吉相



石塔に戒名を刻入し霊を祀る「供養の墓」

手厚く祀る吉相

幽界の吉相

㉘吉相の菩提
㉙供養することが第一義
㉚左上右下の祀り
㉛遺骨を大地に還す
㉜戒名を刻入し霊を祀る
㉝石に霊が宿る
㉞幽界の名で祀る
㉟各宗教宗派に合った祀り
㊱敬神崇祖
㊲五輪塔の先祖供養塔
㊳お墓を崇敬する
㊴先祖の冥福と子孫の幸福
「吉相墓」は、その他にも吉相なる事が込められて、設計・建立されています。