「吉相墓」入門|墓の吉相|「吉相墓」は、感謝の心を形にする「報恩感謝の墓」|子孫繁栄の恩
祭祀研究家 竹谷泰則

⑳子孫繁栄の恩

 「吉相墓」は、ご先祖様への報恩感謝に、五輪塔の供養塔を建立し、菩提としてご先祖様をお迎えし崇敬します。
 血統を受け継いだ(遺伝子)ことや(養子・養女の場合は継いでいない。家系のみを継いでいる。)、家系の永続などを、ご先祖様に報恩感謝します。
 自分が存在するのは、先祖と父母のお陰様です。父母にはその生み育ててくれた父母(祖父母)が、そしてまた生み育ててくれた父母(曽祖父母)がおられ、私達は沢山の血を継いでいます。両親で2人、祖父祖母の代で4人、曽祖父曽祖母の代で8人、遡るほど直系血族が増えます。
 46本の染色体は、父母から半分ずつ受け継ぎます。だから、沢山のご先祖様から特長を受け継いだ、お陰様なのです。
 そして、ご先祖様にとって私達子孫は、子孫繁栄の結果なのです。
 家庭で祀っていない、直系血族の先祖と、会う機会は少ないです。
 母の里に行った時など、仏壇があれば手を合わせて下さい。そこには血を継いだご先祖様が祀られておられます。

 その外は法事の時に、親戚の家の仏壇や、お墓に行った場合ぐらいです。先祖の祭祀は家系の中心です。法事は自分の家で祀っていない、血を継いだ直系血族のご先祖様を、拝礼する良い機会です。
 また、家系・親族間の団結の機会でもあります。親戚との横の繋がりと、ご先祖様との縦の繋がりの、血縁関係があります。
 特に本家の法事は、分家や嫁に出た者、直系・傍系が揃い、ご先祖様から、どれだけ子孫繁栄したかが表れます。
 しかし、法事の時以外に、感謝して本家のお墓や、母の里のお墓詣りをするのは、少しにして下さい。お墓は相続のものであり、供養することは、その家の相続と関係があるからです。また、絶家した親族がある場合は、自分の家庭では祭祀せず、寺や無縁塔などで供養して下さい。
 「吉相墓」は、分家初代からのご先祖様を戒名でお祀りします。ご先祖様を供養塔にお迎えし、父母を夫婦墓に祀り供養し、子孫の繁栄と家系の安泰を願います。

墓の吉相


感謝の祭祀が吉相

 
⑲顕幽一如の菩提
⑳子孫繁栄の恩
㉑家系の永続の恩
㉒子孫繁栄の願いを形に
㉓孝の極致の親孝行
㉔建立者の報恩感謝
㉕報恩感謝に祀る(心が相に表れる)
㉖報恩感謝に祭る(心が行いに表れる)
㉗報恩感謝に供養する
「吉相墓」は、その他にも吉相なる事が込められて、設計・建立されています。