「吉相墓」入門|墓の吉相|「吉相墓」は、凶を避けて吉に付く「吉相の墓」|⑩枠と入口を必ず設置します
祭祀研究家 竹谷泰則

⑩枠と入口を必ず設置します

 枠石は所有の境界を表し、入口は社会とのつながりを表します。
 「吉相墓」は、入口と枠を必ず設置します。枠の無い墓や、他家の墓所との一本だけの、協同境石は良くありません。
 自家と他家の区画をはっきりと付けるために、各家の墓所ごとに枠を造ります。また、墓所に他人が好き勝手に入ったり、他人の通り道にならない様にするなど、外部からの侵入を阻止して、吉相を維持する働きもあります。
 枠石によって定める墓域は長方形、矩形(くけい)と言って、角の欠けていない、それぞれの角が直角になっている事。材質は切削加工した延べ石が良く、石コロを並べた枠は良くない。また、枠石の割れは健康に、アザは事業に不安があります。
 墓所一杯に枠石を設置せず、隣との間に一寸でも隙間を開けて、他家との地気を断ちます。また、雨水が流入しない様に水はけの通り道として、墓所の排水と、隣の墓所からの流水を受けない様にします。
 枠石の高さまで清浄な土を入れ水たまりが出来ない様にします。水たまりが出来ると健康に不安があります。

 必ず面の中央に入り口を設けます。お墓の正面の向きとは、この入り口の方向です。
 「吉相墓」の入り口は、下にコンクリートの基礎が無いから、あまり踏むと沈むので、入り口を踏まずにまたいで入って下さい。

○自己所有の墓所と、他人所有の墓所との間に境石の無い場合
―財産について他人と争いが生じます。
―不動産で自己と他人の間の境界で争いが生じます。
―物品物件の所有に付いての返還争いが常に生じます。
○境石を入れてもその石に入り口の無い場合
―事業に時々行き詰まりが生じる家庭です。
―一定の名誉職の長続きしない家庭です。
○入口の形の大小は
―関係あります。入口石が正面中央でない場合は家中に剛情者及び女子の変くつ人あり。
入口石の段々は商業に、入口石最上部の石は病気にそれぞれ関係します。

墓の吉相


「吉相墓」は、その他にも吉相なる事が込められて、設計・建立されています。