吉相墓」は、「吉相の墓」「報恩感謝の墓」「供養の墓」…

 

お墓の吉相は形の外観だけではありません。供養や感謝の内実の吉相も必要です。  

「吉相墓」

 ‟凶を避けて吉に付く「吉相の墓」”に整え、‟ご先祖様への感謝の心を形にする「報恩感謝の墓」”、‟石塔に戒名を刻入し霊を祀る「供養の墓」”として建立し、手厚く祀り、正しく祭って行きます。
 ‟家の根となる「家庭の墓」”は、供養と共に、ご先祖様への報恩感謝や、子孫への願いを込めて建立するのです。

「吉相墓」は、凶を避けて吉に付く「吉相の墓」


石塔(墓石)の吉相

吉相墓

石塔に霊名(戒名)を刻入する

「吉相墓」は、石塔に戒名を刻入して祭祀。
「吉相墓」は、ご先祖様への報恩感謝に、石塔に霊名(戒名・法名)を刻入してお祀りします。
「吉相墓」は、戒名に向かって手を合わせ供養。

吉相墓

父母は夫婦で代々の石塔へ

「吉相墓」は、父母を夫婦墓で供養。
「吉相墓」は、一基の代々の石塔に、夫婦を共に祀る夫婦墓で父母を供養します。
「吉相墓」は、父母を一緒に祀る夫婦和合の形。

吉相墓

親の墓を子が建てる相続の墓

「吉相墓」は、相続者が親の墓石を建立する親孝行の墓。
「吉相墓」は、子が誰でも父母の墓を建立して良いのではなく、建立者は相続者の一人になります。

吉相墓

石塔は、しゃがんで顔が竿石の中心の高さ

「吉相墓」は、高さが低い石塔。
「吉相墓」は、身も心も低く拝礼
「吉相墓」は、代々の石塔は三段石で、枠石も高かさが低く、高くかかげないようにお祀りします。

吉相墓

代々同じ大きさの石塔を建てる

「吉相墓」は、ご先祖様に感謝して、代々同じ大きさで夫婦墓を建立します。
「吉相墓」は、石塔をすべて同じ石種で建立します。

吉相墓

古いご先祖様は五輪塔へ

「吉相墓」は、先祖供養塔の五輪塔。
「吉相墓」は、弔い上げ以後の古いご先祖様を、先祖供養塔である五輪塔に、戒名(法名・霊名)を刻入してお祀りします。

吉相墓

逆死者は小さい石塔で逆位へ

「吉相墓」は、逆縁は逆位に建立。
「吉相墓」は、代を継がずに亡くなった逆死と未婚や出戻りの家族は、向かって右手前の逆位にお祀りします。

墓域(墓所・塋域)の吉相

吉相墓

墓所に木を植えることは禁物です

「吉相墓」は、樹木を墓所の枠内に植えない。枠内に木を植える事は厳禁です。

吉相墓

高さが低い前置き

「吉相墓」は、前置きは低くして、花を立てても石塔の霊名が隠れないようにし、枠外に、又は入り口の横に置き、花筒の水の腐敗の悪影響から遠ざけます。

吉相墓

枠と入口を必ず設置します

「吉相墓」は、入口と枠を必ず設置します。枠の無い墓や、他家の墓所との一本だけの、協同境石は良くありません。

吉相墓

吉方位に向ける

「吉相墓」は、お墓の正面を東・南東・南の吉方位に向けます。

吉相墓

自然に還る(遺骨式土葬)

「吉相墓」は、カロート(納骨室)を設置せず、遺骨を石塔の下、もしくは墳墓に埋葬して、早く遺骨が土に還り自然に還るようにします。

吉相墓

土の上に石塔を建て大地の徳(気)を受ける

「吉相墓」は、大地に石塔を建てて坤徳を得る。
「吉相墓」は、大地の土の上に直接石塔を建立します。カロートを設けず直に下台石が大地に接して、そして、ご先祖様を供養し石塔を大地に根付かせます。

墓地(霊園)の吉相

吉相墓

午前中の太陽の光が当たること

「吉相墓」は、陽の日を受けて陽の気を取り入れる。
「吉相墓」は、朝日から正午ぐらいまでの、午前中の太陽の光がよく当たる場所に建立します。

吉相墓

高圧電線が真上に通ってないこと

「吉相墓」は、高圧電線の下は家運に良くないので建てません。家庭が徐々にじり貧になって行きます。高圧電線の高さ以上の距離、お墓が離れていること。

吉相墓

東・南東・南が低い地形

「吉相墓」は、東側・南東側・南側が低い墓所。
「吉相墓」は、東・南東・南に水が流れるように墓所を設計します。

吉相墓

通路や土留めなどが、整備された墓地

「吉相墓」は、設備が整った墓地に建てる。
「吉相墓」は、月一回はお墓詣りして、お墓掃除をしたい。墓地に水道があって当然ですし、抜いた草を捨てる所や、お墓掃除の道具を、保管するところがある方が良いです。

吉相墓

切り土の土地であること

「吉相墓」は、地盤が固い墓地に建立する。
「吉相墓」は、常に大地の恩恵を強く受けることが出来る様に、大地に根差した造立がなされています。

「吉相墓」は、感謝の心を形にする「報恩感謝の墓」


感謝の祭祀が吉相

吉相墓

顕幽一如の菩提

「吉相墓」は、報恩感謝する顕幽一如の菩提。
「吉相墓」は、顕幽一如の菩提であり、浄土を現す聖域です。
「吉相墓」は、‟感謝の心を形にする「報恩感謝の墓」”とし、報恩感謝して下さい。

吉相墓

子孫繁栄の恩

「吉相墓」は、子孫繁栄への報恩感謝。
「吉相墓」は、ご先祖様への報恩感謝に、五輪塔の供養塔を建立し、菩提としてご先祖様をお迎えし崇敬します。
「吉相墓」は、分家初代からのご先祖様を戒名でお祀りします。

吉相墓

家系の永続の恩

「吉相墓」は、ご先祖様への報恩感謝に、五輪塔の先祖供養塔を建立し、
「吉相墓」は、先祖の冥福と子孫の繁栄と家系の安泰を願って

吉相墓

子孫繁栄の願いを形に

「吉相墓」は、先祖とその子孫達のために、‟凶を避けて吉に付く「吉相の墓」”に整えます。
「吉相墓」の影響を第一に受けるのは、祀られているご先祖様であり、お墓自体が、親の墓を子が建てるよう、常に後継者を求める形です。

吉相墓

孝の極致の親孝行

「吉相墓」は、孝の極致の「親孝行の墓」です。親孝行にも色々ありますが、生きている親には敬い仕えること。また、老いた親を養い苦労を掛けないことなど。

吉相墓

建立者の報恩感謝

「吉相墓」は、建立者の名を刻入しますが、その建立者の心が重要です。
「吉相墓」は、ご先祖様を第一に考えます。ご先祖様に厚くして根を養ってこそ、枝葉の子孫が繁栄します。

吉相墓

報恩感謝に祀る(心が相に表れる)

「吉相墓」は、子孫の親とご先祖様に対する‟感謝の心”を形にしてお祀りします。
「吉相墓」は、‟不仲の心”をすてて、建立者の親とご先祖様への‟感謝の心”でお墓を設計して、供養塔に「〇〇家先祖各霊菩提」として、ご先祖様をお迎えします。

吉相墓

報恩感謝に祭る(心が行いに表れる)

「吉相墓」は、ご先祖様に対する感謝の心がお墓に反映してこそ、「吉相墓」としての意味をもつようになるのです。
「吉相墓」は、日頃から墓参し掃除をして、手を合わせ供養して、常にお墓を清浄な聖域に保つ必要があります。

吉相墓

報恩感謝に供養する

「吉相墓」は、浄土を現す聖域であり、戒名を刻入し霊が宿り‟お墓は先祖”です。
「吉相墓」は、先祖の冥福と家庭の幸福、子孫繁栄を願った吉相であり、先祖の祭祀ですから‟開運の塔”ではありません。

「吉相墓」は、石塔に戒名を刻入し霊を祀る「供養の墓」


手厚く祀る吉相

吉相墓

吉相の菩提

「吉相墓」は、冥福(死後の幸福)のための吉相の菩提です。
「吉相墓」は、ご先祖様の次に枝葉の子孫達のことが大切です。「根を養い枝葉が繁る」ご先祖様に厚くして根を養ってこそ、枝葉の子孫が繁栄します。

吉相墓

供養することが第一義

「吉相墓」は、ご先祖様を供養することが第一義なのを忘れず祭祀して行きます。
「吉相墓」は、‟戒名を刻入し霊を祀る「供養の墓」”であり、手厚く祀っています。

吉相墓

左上右下の祀り

「吉相墓」は、左上右下の古来の祀りです。一番上座の左奥(向かって右奥)に先祖供養塔を建立します。

吉相墓

遺骨を大地に還す

「吉相墓」は、遺骨式土葬で石塔の本や墳墓に埋葬し大地に還します。

吉相墓

戒名を刻入し霊を祀る

「吉相墓」は、夫婦墓の竿石や、五輪塔の軸石に、戒名を刻入してお祀りします。
「吉相墓」は、必ず戒名を刻入した上に、黒色や濃紺で戒名の文字をハッキリとさせます。

吉相墓

石に霊が宿る

「吉相墓」は、石塔(竿石)を先祖や父母として祭祀し、報恩感謝します。
「吉相墓」は、遺骨を大地に還し、霊と遺骨とを別けます。石塔に戒名を刻入して、手厚く祀り、霊が宿り‟お墓は先祖”です。

吉相墓

幽界の名で祀る

「吉相墓」は、その家庭の宗教宗派の戒名や法名、洗礼名などで祀ります。

吉相墓

各宗教宗派に合った祀り

「吉相墓」は、その家庭の宗教宗派に合った祀りを指導しています。
「吉相墓」は、祖先崇拝ですから、各自の信仰とは違うので注意が必要です。

吉相墓

敬神崇祖

「吉相墓」は、敬神崇祖であり、神の恩恵に感謝し敬い、祖先(家の守護神)を崇めます。
「吉相墓」は、夫婦和合が家系のために大切なので、夫婦墓で父母を祀り、夫婦神でもあります

吉相墓

五輪塔の先祖供養塔

「吉相墓」は、五輪塔に「○○家先祖代々各霊菩提」として、ご先祖様をお迎えし、戒名を刻入し、手厚く祀ります。
 五輪塔の形には「死者が成仏し浄土に往生した姿(御身)」との意味もあります


墓の吉相

吉相墓


吉相墓


石塔に戒名を刻入し霊を祀る「供養の墓」

「吉相墓」は、その他にも吉相なる事が込められて、設計・建立されています。